Thursday, June 26, 2008

友達作り…

実は、これが今、私の一番大きな課題だったりする…。

はっきり言うと、私にはクラス内にまだ「友達」と呼べる存在がなかったりする。
学校の課題は、言葉ができなくったって、どうにかなる。
ドイツ語が分からなければ、あとで誰かにきいたりして完成にもって行けるから。

でも、友達づくりだけは、そうもいかない。
これが、現在、ストレスの1つになっている。
そもそも、友達づくりがこんなに難しくって、労力のいるものだなんて、考えたこともなかった。
学校に行って、誰かに話しかければ、友達なんて簡単にできるものだと思っていたから。実際、そうだったし。

はた、と気づけばクラスの人達はみんな仲良くなっていて、自分だけがなんだか取り残されているような感じになっていた。
これはヤバイと思って、いろいろ話しかけてみたが、どうも会話が長続きしないのである。
最初は、まだまだ相手の言っていることがよく聞き取れなかったせいもあるんだけど、慣れてきた最近でも、現状(友人無しの)現状は変わらない。

なぜか?

自分が日本で友人と話す時、どんなことを話していたかよく考えてみたら、昨日見たテレビのことなど、悪く言えばくだらないことだったりした。
要するに、何のテーマも無い、日常のことを毎日飽きることなく、しゃべっていた。
そう、くだらないこと…。
それが今の私にはできないのである…(涙)
私が現在楽しみにしているテレビ番組が、Sex and the cityやAlly Macbealのような一般的な若者向け番組ではなく、ドラゴン○ールZだということを置いておいても、決定的に語彙量が足りないので、ドイツ人のしかも 若い学生同士の会話についていけないのである。

しかも、私の悪い癖というかなんというかで、いつもなんとか面白いことを言おう!と気合を入れすぎて、決定的なドイツ語力の不足から志半ばで事切れるてしまう…。

分かっている…。
 
大学生活に支障をきたす程度の語学力で、ドイツ人から笑いを取ることがどんなに無謀なことか…。 でもでも、この三重県出身という中途半端に関西よりな血が、中途半端に作用してしまうのだ…。(三重は愛知、岐阜と並んで東海地方だけど、他の2県と違って、中部地方には入らない。奈良、大阪と同じ近畿地方である。ちょっと、孤独なポジションだったりする…)

「これは、努力と根性の長期戦だなー」とか「いいや、まだ1ゼメ目だし。ぼちぼち行こう…」とか思っているんだけど、機嫌の悪い時、やることがいっぱいあって、ストレスが溜まっている時なんかはそうもいかない。

ただでさえもイライラしている状態で、なにか自分に都合のよくないこと(例えば、ドイツ語が小さく小さく印刷してあるプリントをどーんと渡されて、「来週までに読んどけ」って言われたりとか)が起きると、ムショーに腹が立って「誰の顔見て、そんな寝ボケたことゆうとるんじゃー!!私はドイツ人やあらへんぞー!!くそー!ドイツ人めー!!(←?)」という状態になることがある。本気で「ここで暴れてやろうか…」と考えてしまったこともある。

…いわゆる、逆ギレ。

理不尽なこと、この上ない。 学校外に友達はいるが、やっぱり『学校』という共通の話題のある友達は欲しい。
それまではガマンと忍耐と努力の持久戦になりそうである。


01.06.2002記(06.26.2008改)

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