Wednesday, August 31, 2005

数ヶ月ぶりに本店更新

今日の朝、パリから戻ってきましたー。
やー。食べた食べた。泊めてもらった友人とともに毎日、おいしいワインにパン、チーズ、生ハムなんかで夕食。
食道楽な旅だったわー。
ドイツにもワインやチーズはあるんだけど、種類がそんなに豊富じゃないのよう。
売ってる場所もあるんだけど、車ナイといけない郊外の大型スーパーとか、デパート(ドイツ在住の方には分かる、KaufhofとかKarstadtとか。あれがデパートなのか?という問題もある)地下に行っても、フランスのスーパーほど置いてないのよう。
イタリアもいっぱいあったけど、冷蔵庫もなければ、生ハムとワインを買って楽しむココロのゆとりもあんまなかったのよう。

まあ、隣の芝は青く見えてるだけでドイツにはドイツの良さがあるのは知ってますが。

さて、パリの前に行ってたイタリア旅行記をちょっとアップしてみました。
私の剣道のコーチ、Fさんが大活躍です。

そういえば、パリから帰ってきたら、注文してたDVDセットが届いてましたー。
monty pythonのTVシリーズ(flying circus)のcompleteパックです。DVD14枚あります。合計再生時間は24時間以上だそうです。
めちゃめちゃうれしい!!
彼と共同出資したこのDVD、それこそ擦り切れるまで見る予定。
うふふふふふふ。

Wednesday, August 24, 2005

帰宅と出発

おとついドイツへ戻ってきましたー。
実は、イタリア出発前に、「あさってからイタリアです」と書いたのですが、勘違いしてて、あの次の日に出発だったのですよ。
たまたま、前日に同行する人に「明日の朝9時集合だから」と言われたからよかったものの、そうじゃなかったら大変なことになってたところでした、ホントに。
いつものことなのですが、うっかりものなので。
旅行自体は、かつて体験したことがないくらいハイレベルな行き当たりばったり旅行…。
うちのコーチが仕切ってたのですが、このヒト、かなりの変人(でも良い人だけど)で、彼のペースで物事が進むので、イタリアでの日々は毎日刺激に溢れ、充実してました、多分。
後でこの旅行記はどこかにアップする予定です。

さて、ドイツに戻ったばかりなのですが、今晩パリに発ちます。
これはホントの休暇旅行デス。
で、パリから戻ってきたら、今度はまたドイツ国内の剣道セミナーへ…。
3週間の間にイタリア→ドイツ→フランス→ドイツ→ドイツ国内移動→ドイツ、というわけです。
「もう言うほど若ないんやで、そんなに張り切らんでも…」、と自分でも思うのですが、行っちゃいマス。

では、行ってきますー。

Tuesday, August 16, 2005

剣道とダイエット

やっと、銀行振り込み機能のブロック、解除されました…。よかった、よかった。
月曜日の時点でブロックが解除されてなかったので、「またあのサー ビスラインに電話するのか…」とちょっとブルーになりかけていたのですが。
実はTAN番号(取引番号)の入力間違いは2度目なのねー。
前の時はブロックされずに済んだのですが、やっぱり私は学ばない女らしい。

さて、木曜からいきなりイタリアです。
この年になって、部活に励んでいるので、剣道の合宿があります。
まあ、合宿というとオソロシイ響きだし、実際にはセミナーなのですが、毎日5時間か6時間くらい練習するみたい。
でも、道場に泊り込んだりするので、合宿みたいなものなのかと。
捻挫するは、足の骨にヒビ入れるは、背中が痛くって動けないは、と次から次へと整形外科医へ行く原因をこさえてくれる剣道ですが(実際には私がどんくさいだけ)、私の現在唯一のスポーツ活動となっているので、辞められません。
「好きな時間に行ってぇ、好きなだけ運動するの~」という類の生ぬるいスポーツをちゃんと続けた試しがないのですよ、コレが。
要するに、意思が弱い上にめんどくさがりなのです。
その上、剣道始めてから、毎日自分でも呆れるほど喰ってたのに太らなかった、という事実があるため、余計に辞められません。うふふふ。

さすがに7年前とくらべて、20kg近く太ってしまったので…。
だって、20kgって、子ども一人分ですよ、奥さん!
毎日、子ども一人担いで歩いてたりするんですよ、私!
しかも7年前にはワタクシ、すでに成人してたので、増えた20kgがなんであるかなんて、言わなくても分かるというもの…。

というわけで、ダイエットです。
もうドイツに来てからというもの、10回以上は思い立って、15回以上は挫折してる私の課題。
今回の作戦は題して、「剣道と遅食い」。
最近は「一口につき20回以上は噛む」ということに気をつけてマス。
私、下手するとラーメンとか丼もの1杯に5分かからなかったりするのですよ。
なんでも、うちの母が父親(つまり私の祖父)に、「戦争中だったらノロノロ喰ってるうちに敵襲があるんだぞ!」と言われ、早食いの習慣を身につけてしまったため、私も食べるのがめちゃめちゃ早かったりします。
そして、食べるのが異常に早いので、満腹になるのも遅くって、めちゃ食べられるのです。
これで太らない体質だったら文句はないのですが、これがまた、めちゃくちゃ太りやすい性質でね。
でもでも、せめてあと10kgはどうにかしたいもの。
食べる量を減らしても、運動しないことには脂肪も減らないし、と剣道も続行中。
そして、同時にアコガレの「カナリヤくらいの食事量で満足できる女の子の胃」も作ってみたいのです。

こんなこと言ってて、すぐまた挫折してそうですが…。
とりあえず11月のオレをみてくれ!


注 ・ この項目は一身上の都合により、予告なく削除される可能性があるます。ヘタレなので~。

Monday, August 15, 2005

Vanessa Paradis

ちょっと前にこういう記事を見つけて、いつかアップしようと思っていたのですが、コロっと忘れてましたー。
さて、ジョニデのヨメさんなヴァネッサ・パラディ。
フレンチ・ロリータなヴァネッサ・パラディ。
もう今年33歳かァ、と思うとちょっと感慨深い。
昔、レニー・クラヴィッツと付き合ってたよね?とか思う私は、すでにココロはおばちゃんです。

ここの記事では、「ジョニデは結婚したい(2人は子ども2人いるけど、籍は入れてない)けど、ヴァネッサの方があまり乗り気じゃない」みたいになってますが、私はひそかに「そりゃあさな、彼女がフランス人だからよう」と思ってたり。
だって、Deppはドイツ語で「大馬鹿者」って意味だし。
この単語・Depp、ドイツ人は結構使ってます。
基本的にフランス人もドイツ人もお互いの言語を多少は学校で習っているので、ヴァネッサ・パラディも知ってるんじゃーないの?と思ってみたり。
苗字がほんとに天国(ベタ読みすると、パラダイス)というのがスゴイけど、「天国」から「馬鹿者」になるんじゃなー…。
まあ、フランスにも夫婦別姓制度がありそうだから、これが結婚しない理由ではないだろうけどね。
あ、でも、Doppelnameに(2つの苗字をくっつけた複合姓)にすると、もっとイイかも。
Depp-Paradisか…。
馬鹿天国?(←実際にはDeppenparadisにしないとダメらしい。まあ、人事なので…)

外国行くととんでもない意味になる名前っていうのは、まだまだあるみたい。
本人はかわいそうだけど。
うちの大学に来てたオランダ人教授がF〇ckers(〇にはiが入ります。ドイツ語でF〇ckは英語のF-wordと同じ意味)だったりした時には、「なぜにドイツで職を求める…?」と思ってみたり。
そして、イギリスにいるドイツ人サッカー選手がクンツさん(英語読みするとヤバイ響きになる)といったり。
ひょっとしたら、yamamotoもどこか別の国に行くと変な響きなのかなー?

Friday, August 12, 2005

またやらかした…。

今日、オンライン・バンキング中のうっかりミスで、今、銀行口座の振込機能を止められております…。
原因は同じ取引番号(TAN-Nr.)を3回、入力してしまったため。
このTAN-Nr.はオンライン・バンキングの際に、暗証番号とは別に使用される5桁の番号で、暗証番号とは違って、1度使用されると同じ番号は2度と使用できなくなる。
なので、オンライン・バンキング機能を銀行に申し込むと、後で銀行からオンライン・バンキングの際のみの暗証番号と、それとは別にこのTAN-Nr.リストが送付されてくる。

オンラインで振込をするたびに、使った番号はリストから消していかなきゃならないのに、どうも消し忘れて、前に使った番号をもう1度、入れちゃったみたいで…。
にっちもさっちもいかなくなったので、銀行のサービスラインに電話。
そして、この電話がまたとんでもなく気味悪いものでしたー。

この電話サービス、かなり最近式のもので、すでに録音されている音声を使用しているのにもかかわらず、客の方の音声を認識できるというもの。
普通なら、「『はい』なら、1を、『いいえ』なら2を押してください」とか言われるから、じーっと待ってたら、「なんですか?あなたの言っていることが聞き取れません。もう1度、はっきり言ってください」とか言われる始末。
留守電相手がまともに返事をしてくるって、その電話相手にまともに会話しなきゃならないって、こんなに気持ち悪いものだとは思ってもみなかった…。
結局、留守電音声ではどうしようもなかったので、後で本物の人間と話をし、そこにFAXを送ることで話はついた…ハズだった。
けど、今日、金曜だしね…。
金曜の昼に電話かけたところで、すぐ処理してもらうことなんてドイツでは不可能な話。
したがって、月曜まで銀行のオンライン機能は止められている模様。
まだ特に不都合はないけれど、月曜日にブロック解除してもらえないと、困るのよう。
GEZ(テレビ・ラジオの受信料を集めている機関)、月曜締めなのよう…!
多少遅れたところで即罰金、ってことはないけれど、払ってないのを摘発されると痛い金額を取られるらしいので、忘れないうちに払いたいのに。

いや、自業自得なのですが…。

Charlie and the Chocolate Factory

ティム・バートンとジョニー・デップの最新作、「チャーリーとチョコレート工場」が昨日からドイツでも公開されています。
早速、昨日、映画館に行ってきました。

もともとはドアルド・ダール原作の子ども向け小説で、1971年には映画化されているこの作品。
今回はそのリメイク。
話 としては、とにかく貧乏な少年・チャーリーが全世界に5枚しか存在しない、謎で夢のチョコレート会社、ウォンカ・チョコレートファクトリーの見学ができる ゴールデン・チケットを手に入れ、他の4枚を手に入れた子どもたちとその両親とともにビリー・ウォンカのもとを訪れる、というもの。
ちなみにドイツからも子どもが1人やってくるんだけど、この俳優の子は、ホントにドイツ人だそうデス。

ティム・バートンの作品は私にとって、基本的に外れがない。
ただ、前作である「Big Fish」から、ストーリーに含まれる毒が薄くなっているような…。
それでも、他の監督がこの映画を撮ったならば、やらないようなブラックなギャグもあるけどね。
テーマが家族であったり、父と子の和解であったりする以上、柔らかい印象になるのは仕方ないのかもしれないな。
それでも、ファンタジー映画としての壮大な設定やセットは楽しめる。

ティム・バートンの映画にはいつも、不気味なものを愛でる傾向と、その中に存在する寂しさと子どものような純真さ(だいたい、このことが周囲との軋轢を生んで、主人公は社会から受け入れられない)がある。
そ れが、一番近い存在である家族に受け入れられることによって、昇華されてきてるんだろうなー、とか考えてみたり。そういう意味では、ジョニー・デップが ビリー・ウォンカを演じた、というのも納得。ほんの10年前は、変人俳優っていう肩書きが似合ってたヒトだったのに、今じゃ良いマイホーム・パパだしね。
そして、そう考えると、ヘレナ・ボナム・カーターはすごいのかも。
だって、あのティム・バートンを大人にし、父親にしてしまったんだから。
ティム・バートンがリサ・マリーからヘレナ・ボナム・カーターに走ったときには、「えええええ!そりゃないでしょう」とか思ったのも事実だけど。

でもコレ、やぱり子ども映画なので、「正直者は救われる」、「悪いヤツはやっつけられる」、そして「頑張れば、むくわれる!」っていう王道的締め。
「いや、そうとも言えへんで。人生、金持ってて、しかもジャイアンみたいのが勝つもんや…」って思ってしまうあたり、私は中途半端に年をとってるんような。
あと、10年位すれば、いい具合に人生に諦めがついてて、この映画をもっと楽しめそうです。

Thursday, August 11, 2005

ドイツ発バス旅行

今度、パリに遊びに行くことにしました。
宿は10年来の友達、Kちゃん宅。ちなみに彼女が東京に住んでいた頃は、東京に行く度に彼女宅にお世話になってました。
私の旅行は基本的に行き当たりばったりで、出発2週間前に決定したりするので、当然のように移動手段に困ることに。人に計画やら、チケットの手配やらしてもらうと、どうにかなるのですが。(←他人任せなヤツなので…)
夏休み中な今、Deutsche Bahnで夜行列車のスペシャル料金キャンペーンとかやってるんだけど、そんなスペシャルなもの、どうあがいたっ て出発2週間前に押さえられるわけがありません
それは基本的に学生向け割安飛行機チケットも同じ。

そんな私の心の友とは…。
夜行バスツアーです。
最近、東京で学生をやってた頃は、よくこれで地元と東京を行き来してたもの。
ただ、あのころよりも体力が落ちてきてるので、夜行バスは結構こたえるのですが、金もなければ、他の交通手段もない私。
今回もバスでパリに向かいます。

基本的に乗り物の中で寝るのが好きなので、他の人のようにバスで寝れずに、次の日、徹夜状態でヨロヨロになることはないのです。
おかげで自分で運転してる車でも眠くなるので危険です。

この夜行バスを企画している会社、ドイツでもかなりの大手で有名らしいのですが、スゴイです…。
バスでギリシアまで行っちゃうのも提供してる!
しかも、到着は出発の2日後
各地の名所を回るバスツアーとかはよくあるけれど、ただ現地に行くためだめに2日もバスに乗りっぱなしになるのかぁ…。
お尻が真っ平らになって割れそう。
でも、ここまですごいツアーならなんとなく試してみたいものの、往復200ユーロくらいするので、そんなの飛行機で行ったって、たいして料金も変わらないし、第一、5,6時間後には現地だし。
これはロンドン行きも同じような感じ。
バス旅行と言えば、安いからこそっていうのが利用の第一条件だしな…。
いつの日か、挑戦してみるつもり。
でも、2日も1人でバスの中だと辛いので、誰か一緒に行ってくれないかなー?

Monday, August 08, 2005

寒さついでに、デザイン変更

なんでこんなに寒いんでしょうか…?
こんばんは、ドイツのヤマモトです。

あんまりにも寒くって、家にいるのに長袖長ズボン+ジャケットを着てるって…。8月ですよ、今!
今日は一日中家でバイトしたり、クッションカバー縫ってたりして、動かなかったから余計に寒く感じるんだろうケド、それにしても、8月なのに20度前後って一体…。
私 は基本的に夏は好きじゃないけれど(汗っかきなので、暑いと体がベタベタになるし)、この気温はない。いつもは夏を待ち焦がれて、ちょっとでも天気がい いと日焼けするために川原で寝っ転がってるドイツ人の気持ちは理解しづらいけれど、ここ数日、この天候でなんとなく分かったような気がしてきました。

そんなことを言いつつも、気温が30度以上とかになると、「数日前は天国だった」って思うんだろうケドね。人間って都合が良いから。
そんなわけで、ちょっとデザイン変更してみました。って、どんなわけだ?


さて、クッションカバーが出来上がったのでお披露目(↓)。



甚平さん の布が残ったので、型紙も引かずに行き当たりばったりで作り始めたもの。その割にはうまくいったと思います。
1箇所、決定的な間違いがあるんだけど、面倒なので直さないし、気がつかなかった振りをしてます。
調子に乗って、ボタンホールまで手縫いにしてるし。
サイドの布の幅をもちょっと広くしてやれば、色のバランスがよくなったかも。
なんだか、あずきバーを思い出す色合い。
うちのおばあちゃん、好きだったんだよなー。

カプチーノ

貧乏なくせに食べるものをケチらない、贅沢ものな私。
そういうわけで、うちの家にはエスプレッソマシーンとコーヒー豆を挽く機械がある。
金曜日にコーヒー豆がなくなってしまい、朝のコーヒーなしでなんて生活できない!私は、早速豆を買いに行った。
結構、頑張っていいエスプレッソマシーンにしたので(といっても、10万円もしそうなオートのヤツとかじゃーないですよ!)、お豆にもこだわりたいし、今はバイト代が入ったばかりなので、懐もあったかい。
「じゃ、今回はブランドものに手を出してみよう」と、segafredoにしてみた。っていっても、segafredoの中でも高くないやつだけどね。
そしたら、コーヒー屋のおにいさんが、「ミルクの泡だて器、欲しい?」とか訊いてきて、おまけに電動泡だて器をくれたじゃありませんか!
コレ、2ユーロとかで売ってるのを見たことあるけど、でも、無料のおまけだとホントにうれしい。
お菓子についてくるおもちゃのおまけみたいなものか?

ただ、パッケージの色、白茶けてるし、「ほんとに使えるんか?」とか思って電池を入れてみたら、綺麗な泡ができて大感激。洗う手間も他の泡だて器よりかからないし。
最近、面倒でミルクを泡立てることもしてなくて、いつもコーヒー牛乳で飲んでたんだけど、これからはちょっと頑張って、カプチーノやらラッテ・マッキャートにしてみよう。
ふふふふふ。


ちなみにこれ(↓)が泡だて器。背景にあるのがこれで作ったラッテ・マッキャート。
電気釜まで写ってるよ…。写真取る前に片付けなさい、という感じ。



そして、下の写真が、この間作ったカバン。



写真取る場所がなくって、台所棚前で取ってるし。
でも、フェルトで作ったのでできて間もないのに、もう毛玉ができてます…。
しまった、別の布で作ればよかった…。

甚平の方も、写真を入れてみたので、興味のある方は見てみてくださいなー。
今、裁縫の神様が私のところに降りてきているので、毎日縫いまくりです。今はクッションカバーを製作中!

Saturday, August 06, 2005

Spy Kids

今日、テレビで「Spy Kids」をやってたので、見ることに。
前々から「ロバート・ロドリゲスの子ども映画ってどうよ?」って思ってたのですが、結構楽しめましたー。
私の場合、根がケチ臭えので、「この映画のために、何を代償としたか」が映画の評価に大きく左右してしまうんだけど、家でミシン踏みながら見る映画としては、とても評価が高かったデス。

ちなみに一番点数が辛くなるので、映画館で見る映画。
映画を見に行く場合は、下調べをした上で、「金と時間を犠牲にしてまで、見る価値のアル映画なのか?」ということをよく考えた上でやっと映画館までたどり着くわけで、その分も評価が辛くなるのですよ。
今までデ一番腹が立った映画、ココで暴れてやろうか、とまで考えたのは、「ブ〇ア・ウィッチプロジェクト」かな…。
コレ、1800円も払った挙句に途中で居眠りこくくらい(私にとっては)退屈で、目が覚めた後に「こりゃイカン」と真剣と見出したら、船酔い状態になってね…。
頭痛と吐き気に耐えながら見終わった後、こんな学生映画、せいぜい500円で見せろ!とキレたのを思い出すわー。

さて、「Spy Kids」ですが、アントニオ・バンデラスです。
余計なお世話なんだけど、この人、ロバート・ロドリゲスがいなかったら、とっくにハリウッドから消えうせてそうな予感がしてて…。あ、でも最近は「Shrek」シリーズの「長靴をはいた猫」があるか。
「レジェンド・オブ・メキシコ」では、 「デスペラード」で乗ってた油が切れちゃってて、干物みたいだった印象が。変なジョニー・デップとチワワ付きミッキー・ロークしか覚えてないよ。
ストーリーとしては、元スパイの夫婦が悪の組織に拉致されたのを、2人の子どもたちがやっぱりスパイになって助けに行き、最終的には両親を力を合わせてやっつける、というもの。
内容は単純なんだけど、味付けがやたらとスパニッシュ(というより、南米風味?)で、他のアメリカ映画ではありえない、子ども同士(小学校低学年)のどつき合いなんかもあり、ちょっと変わった感じで楽しめる。
映画館まで見に行きたいか、というとそうでもないけど、小学生の子どもがいる人には良いかもしれない。

「X-Men 2」ではおいしいんだか、余計なんだかよく分からない役(ナイト・クロウラー。使い魔チックな容姿でやたらと信心ぶかい)だったアラン・カミングがここではいい味 出してて。やたらと乙女な目の輝きもポイント高し。
子ども番組の司会者役なのに、ありえない胡散臭さとうそ臭さを兼ね備えていて、不気味で素敵。
私の好きなトニー・シャルーブも出てたし。
そして、ハゲづらの女優さん、「テリ・ハッチャーに似てんなー」と思ったら、本人でした
今は「デスペラード・ハウスワイフス」で人気者だけど、ちょっと前までこういうところで頑張ってたのねー、と思うと感慨深い。

やっぱり、無料映画っていいわー。

Friday, August 05, 2005

m. Knoblauch -(e)s <クノブラオホ=にんにく>

水曜、木曜と連続で夜遅くまで飲みに出かけてましたー。
水曜の夜はうちの町の日本人常連会、木曜は隣町に住んでる、うちの大学の日本人会合(っていっても、計3人)。
実は木曜にうっかり終電を逃してしまって、夜中の2時に彼に車で迎えに来てもらうという失態を…。
いたたたたたた…。

もちろん、友達にも友達の同居人にも面倒をかけてしまって、かなりブルーになって3時に帰宅。
そのせいか、今日、景気付けににんにくたーっぷりのスパゲッティをタラフク食べてから、「今日はおとなしく隅のほうで働いて、帰るぞー」とバイトの出かけたのですが…。

どうしてこういう日に限って、普段会わないようなバイト仲間に次から次へと会うのでしょうか…。
しかも、2週間に1度のバイト先での特別なミーティングがあることをコロッと忘れてて。
よりにもよって、このミーティング、1時間以上も続いてしまったり。

みんな、なんにも言わなかったけど、さぞかし臭かったでしょうね…!
そりゃあもう、毛穴からも匂いが滲み出てた感じというか。
だって、1人でにんにく計6片、つまり半個も食べてったんだから。
ちなみに、私の隣に座ってたのは、講師役の男の子。
別にいまさら、若い男の子をどうこうとか思わないけどさ、ちょっとくらいしか付き合いのない相手には、ちょっとでもいい印象を持ってもらっても罰は当たらないかと。
いや、「あー、あのにんにく臭ェアジア人の女」と認識される以外なら、どんな印象でもマシだと思うのよねー。
せめて友人相手だったら、「ごめーん。昼ごはん、にんにく食べちゃったから、臭うよねー」とか言えたのに。

ナニやってもダメな時って、ほんとになんでもダメになるというか。
食わなきゃよかったよ、ほんとに。
景気付けのつもりのにんにくのおかげで、さらにブルーになってしまいましたー…。

Wednesday, August 03, 2005

甚平

とうとうミシンを買ってしまいましたー。
前々から買おうか、どうしようか、迷っていたんだけど、先週、なんだか迷いが断ち切れてね。
なんで購入を迷っていたかというと、日本に自分専用のを2台持ってるからなのですヨ。
一応、日本での主専攻はファッションデザインだったので。
でも、ここ数ヶ月、縫い物がしたくってしたくってたまらなかったところ、Quelle(クヴェレ=ドイツのニッセンみたいなものかも。カ タログショップじゃないけど、自社製品を安く売っているお店)の店頭で安ーいミシンを見つけてしまったのですよ。
「この値段って…。品質はどうなんだろう?」と思ったものの、どっちみち日本にあるミシンが私にとってはメインなわけだし、そうだと、安ければ安いほどいいかと思って。
思い切って購入を決意。
っていっても、1万円したか、しなかったか、くらいの激安ミシンなんだけど。

でも、これが値段の割にはいい感じ!
数日前にこのBlogに書いたカバン製作のために購入したものの、あんまりにもうれしくって、今、甚平作ってます。
去年から夏用の普段着に、と型紙の取り方とか資料を集めてみたのに、気がついたらもう夏は終わっていた…というわけで、今年こそは!とミシン購入の勢いにまかせて製作開始。
型紙がとにかくデカイので、うちのような狭い家ではちょっと型紙が引きにくかったり、布を切り辛かったりもしたけれど、縫い始めるとほぼ直線縫いだけなので、面白いくらい作業が進む。
というわけで、すでに上着は完成。
実はコレ、実験も兼ねての彼用(同じ構成の服なら、2回目以降の方が縫い方の要領が分かるので、きれいに仕上がる)で、彼の家に持ってって着せてみたところ、異常なまでに喜ばれた。

「うわー、すごい!ライトセイバー買わなきゃ!

…はっ…!スター・ウォーズかい!
しかも安さを基準に布を選んだので、微妙にパダワン色だし。
日本人の私にとっては、甚平さんは甚平さんなので、そういうオチは考えてなかった…。




これが完成した甚平。
モデルは彼なんだけど、よくよく見ると、剣道でできた手のアザがある…。