Monday, October 26, 2009

大物な新人

うちの会社のデザイン部には私の他にもう一人研修生がいます。
彼はスウェーデン人なのですが、ドイツのとある大学にてトランスポーテーションデザインを勉強中。ただ、授業はすべて英語で進むので、ドイツ語は理解できるけど、話せないそうな。
そんな彼は、持ち前の性格からか、私より2ヶ月後に入ったのに10日後には、「もう10年くらいここで働いてそうな感じよね」と言われるほど馴染んでいて。
私は入って10日目なんて、まだまだ緊張してオロオロしてたなーって思うのに、すごいなー、ドイツ語の話せる人がほとんどの職場とはいえ、英語が堪能っていいな~って思っていたのですよ。(まあ、それだけでもないでしょうが。ちなみに職場での共通言語は一応英語ってことになってます)

そしたら、数日前にデザイン部の課長さんがうちの上司のところにやってきて…、

「うちのスウェーデン人、なんだか重役出勤なんだよね…。デザイン部の中で出勤が一番遅いんだけど…」

うちの会社は9時までに出勤すればいいので、課長さんに重役出勤って言われるってことは相当遅く来ていた模様。
馴染んでるっていうか、リラックスしすぎちゃった?
つうか、立場的には一番下っ端の研修生で、一番出勤が遅いっていうのもすごいっす。
(ちなみに次の日からはちゃんと9時前に仕事に来てました。さすがに注意されたらしいです)

なんだかんだで大物の気配を漂わせてるスウェーデン人な彼、なんとなく今後が楽しみです…。

Saturday, October 10, 2009

大失敗

あれは先週水曜日のこと…。

仕事から帰って、その前の日の残りもので晩御飯。
坊を寝かしつけて、その後はネットとかをしつつ、夜11時くらいに歯も磨いたし、ぼちぼち寝ようかーと思ってたら、J君が、

「あ、うちの母親に電話するの忘れた…。親不孝な息子かも…」

とか言い出したのでよくよくカレンダーを見て、その日が7日ということに気づきました。


……………やべぇ、J君(とお義母さん)の誕生日コロっと忘れてた…。


そういえば、今は日本にいる友達が誕生日おめでとうメールをくれたよーって言ってたなー、2時間くらい前に…、と思い出しまして。今は日本だから、1日フライングしちゃったのね、と都合のいい解釈をしてたのですよ。どうりでその直後のJ君の反応が寂しそうだったはずだ…。

いや、完全に次の日が7日だと勘違いしていて、「明日でいいか~」と思ってたら、J君の誕生日はもう残り1時間をきってました(滝汗)

もうどうしようもなかったので、次の日にちょっといいワインを買って、ちょっと頑張った料理を作ってみました。

よかった…、J君が記念日にこだわらないタイプで…。
でも、その分、私の誕生日も半分忘れられそうになるのですが…。
どっちもどっちな似たもの同士とも言えそうです。

Saturday, October 03, 2009

日本のカレーの負けない、おいしいカレー

海外在住だと、日本のカレー粉って贅沢品になっちゃいますよね?
でも、移民の多いヨーロッパではハーブ類が手軽に手に入るので、それを使って簡単に作れるカレーです。
いろいろ好き嫌いの多いJ君もコレは好きで、たくさん食べてくれるので、結構どなたでもいけるお味かと…。


たまねぎ2個、
にんにく一片、
タカの爪を好みの量に
しょうが、コリアンダーを大匙1杯ずつ、
小匙2分の1杯の胡椒、
レモングラスを2本に
適当な量のライムの葉っぱ、バジルを入れて、
更にオリーブオイルを大匙3杯、
レモン汁(か、無加糖のライムジュース)を入れて、
お好みで塩を加えて、ミキサーでペースト状に。

鶏胸肉を4切れ、適当に切ってカレーペーストと混ぜ、冷蔵庫で30分くらい寝かせます。

30分たったら、鶏肉を炒め、火が通ったら、残りのカレーペースト、ココナッツミルク1缶(400ml)を加え、トロッとしてくるまで中火または弱火で煮て、出来上がりです。


オリジナルではハーブ類は全て新鮮なもので!とあるのですが、そうだと面倒なので、私はいつも乾燥ものを使ってます。新鮮なやつの方がおいしいんでしょうけど。
ただ、乾燥ものを使うときには、多少少なめにしないと、味や香りがきつくなりすぎるかもしれません。私はいつも適当です。

ちょうど昨日作ったのですが、バジルとレモン汁が家になかったので入れなかったにもかかわらず、十分いける味だったので、好きなものは多めに(辛いのがお好きな方は、タカの爪を多めにしてみるとか)、嫌いなものとかは抜いちゃっても問題ないかもです。

これ、ホント簡単なのに失敗なく出来るので、お勧めなレシピです。
ずいぶん前に、友達に「レシピを送るよ」って言っておきながら、ころっと忘れていたので、この場を借りて、書いちゃました。
カレー好きで、お暇な方は、ぜひお試しあれ。

本当にあった怖い話

今日、職場に激震が走りました。
うちの部署のデザイナーさんの旦那さんが昼過ぎに電話をかけてきて、

「うちの会社のデザイン部、閉鎖だってさ。俺、今日から無職になるみたい」って。

実はうちの研修先もこの旦那さんの勤め先も日系で、場所も近いので向こうのデザイナーさんとうちのデザイナーさんはみんな、知り合いというか友達同士なようです。
でも、今日閉鎖の話が出るまで、そんなうわさもなく、誰もその情報を知らなかったらしのです。

旦那さんが無職になっちゃったデザイナーさんは、泣き出しちゃって…。というのも、彼女は4歳の子どものいるママさんで、しかももうすぐ第2子出産予定。
その状況でだんなさんが失業って…。不運としか言いようが…。

この話にうちの会社の人たちも呆然。
景気もこの状態だし、うちも同じ日系の会社だから明日はわが身、ってことも十分ありえますしね…。(ちなみにこの会社、日本では大企業でみなさん、絶対知ってる会社です)
なんだか話を良く聞いてみると、そこのデザイナー全員が切られたわけでもなく、どうもリストラなような…。
さらにこの解雇されたメンバー中、共働き家庭が全体の1割もないらしく…。

人様の家庭の話しながら、聞いてるこっちもブルー通り越して、ブラックになる話でした。

なんだかこの話の直後、うちの会社の体感気温まで2~3度下がりましたよ、マジで。

つうか、なんつうご時勢に就活してるんだろう…と先行きがさらに不安になる出来事でございました。
現実は心霊現象よりもこわいっすよ!