Friday, September 11, 2009

なんだか納得いかない


もうすぐオクトーバーフェストの時期ですね!

というわけで、数日前にとある映画がテレビにて放映されました。
「ビール・フェスタ」っていう映画なのですが、詳しくはコチラ(↓)をどうぞ。


で、なにが納得いかないかといいますと…。
私の持っていたテレビ雑誌での、この映画の評価が「まあまあ」だったことなんですよ!

つうかですね!
私、DVD買っちゃったんですよ!
そして、もう10回以上見ちゃったんですよ!
めちゃめちゃお気に入りの、(私個人としては)なかなかのヒットなんですよ!!

それがなんで「まあまあ」なんだよ!とかなり納得がいかないんです。
なにがいいって、Donald Sutherlandやドイツでは名優の部類に入るJürgen Prochnowdを惜しげもなく使い捨てにしちゃうところとか。私にしてみれば、Jürgen Prochnowdの「ダ・ヴィンチ・コード」での役まわりの方がよっぽどダメダメだったんですよ。

と、いろいろ叫んでみたわけですが…。
アメリカ人の独断と偏見に満ちたドイツ感と、知性が腐りそうなくらいのアメリカンコメディを楽しめる方にはものすごくお勧めな映画です。


…でもよく考えてみれば、J君を除いて、私と映画の趣味が合う人には今までに会ったことがないような…。…気のせいですよね…?

厳しい現実

今日、2年ぶりくらいに大学のときの知り合いに会いました。
もうすぐ職場でプレゼンがありまして、彼の作品をその際に使用させてもらうことになっていまして。
同級生ではなかったけれど、結構ゼミが一緒なことが多かったので、ボチボチ話しもしてたし、とても気のいい彼は作品の貸し出しを快諾してくれて、 今日、それを取りに彼のアトリエまで行ってきました。(私の上司も彼を絶賛してました。「Ein hübscher charmanter Mann!」とか)

そこで、「最近どう?」って話になったのですよ。
フリーの家具デザイナーというか、半分アーティストのような仕事をしているようで、ドイツやイギリスの家具デザイン雑誌に彼の作品が掲載されているのを何度も見たもので、仕事は順調だろう、と思っていたのですが…。
作品が掲載されても、なかなか買い手が見つからず、他のアーティストのアシスタントや花屋さんでのバイトで生計を立てているそうです。
彼の作品自体は量産可能なものなのですが、それを引き受けてくれるところもみつからず…。
そして、量産できないから、手仕事になるため単価が高くなって余計に買い手が見つからないそうです。

彼に限らず、他の人たち(私の同級生や、1~2年下の知り合い)もいろいろがんばってはいるものの、やっぱり自営デザイナーでは食べていけないので、バイトで生計を立てているとのこと。

いや~、現実は厳しいっす。
つうかね、デザインって付加的なもので、ひどい言い方をすれば究極的には必要ないものなので、今みたいに景気が悪いと企業もそんなところにお金を出さないというか。
経営状態が悪くなると、最初に削られるのが、デザインに広告、研究の分野だったりしますしね…。
かくいう私も仕事が見つからず、研修をやっているわけです…。
とりあえず今やってる研修は来年の1月末までの契約予定で、その後未定なのですが、それまでに景気が良くなってる…わきゃあねーですね…。
まあ、何もせずに家にいるよりはマシだろうと思っているのですが(研修後、証明書が出るので履歴書には書けるし)この先どうなるんでしょうか…?

同級生や知り合いも頑張ってるぞ!とか思っていたのですが、彼らの現実もかなり厳しいらしく、自分の行く末もなるようにしかならないとは思いつつも不安です~。