Monday, April 16, 2007

Siesmayer Cafe



昨日、Palmengarten(パルメンガルテン=植物園)に学術的な探索に行くと称して、Siesmayer Cafeに行ってきました。
先週、「あそこのレストランのケーキはうまい」と聞いたもので…。
普段はウダウダしてて行動に移すまでに異様な時間がかかるくせに、こういうことに関しては早いのですよ、われながら。

昨日は天気も異常によくまさに行楽日和で、入場料が5ユーロかかるのに、わざわざ芝の上でバドミントンしに来てる人もいたりして。(多分、こういう人たちは年間パスを持ってる)
熱帯雨林に生息する植物やら、砂漠のサボテン(異常にでかい。3メートルはある)やら。
ちょうど皐月の季節なので、皐月の特別展示もやってたり。
写真のような八重桜も咲いてて、きれいでした。

で、2時間も植物園散策したしー、ご褒美にケーキ食べてもバチはあたらないよね?と自分に言い訳をして(つうか、これがメインイベントだった)レストランへ。

ドイツのケーキって一般的に上へ上へと積んでいく感じなので、デカくって層がたくさんあるのですが、ここのケーキは日本人パティシエさんのせいか、それとも御フランス流なせいか、小ぶりで、小技(隠し味)が聞いてて、そしてしっかり甘いのです。
視覚的にも楽しめるようになっているのが、また嬉しい。

でも、一緒に行ったJ君は「ドイツのケーキの方が好きだ」と言っとりましたが。
多分、ここのケーキにはデカさが足りないんだろうな。普通のドイツ人には。
私も別にドイツのケーキも好きだけど、なんだか味の複雑さにかけるのよねえ。
見た瞬間に、そして、一口食べた瞬間に入ってる材料が分かる味と言いましょうか…。
質実剛健っていう見た目と味がドイツケーキの特徴な気がします。入ってるものを隠す必要がどこにあるのだ、みたいな。
J君が食べたイチゴショートには、クリーム層に細かく砕いたピスタチオが入ってたのですが、これがドイツケーキならクリームに混ぜるなんてけち臭いことはせず、しっかりピスタチオだけの層が、クリーム層とは別にできるんだろうなー、と考えてみたり。

そんなしょっちゅう行くようなレストランではないけれど、お茶するだけで金持ちになったような錯覚が味わえるので、そういう意味ではお勧めなカフェです、Siesmayer Cafe。
(ホントは)メインの施設である、パルメンガルテンもかなりお勧めなので、土日にフランクフルトでちょっと散歩がてらに行くと、いいまったり感を味わえますよー。

Sunday, April 15, 2007

ようやく復活

先週の火曜日にドイツに戻ってきました。
充電しに日本帰って、逆に放電してきた感じです。
今回、ドイツに帰ってくる前日にふと「このままバックれようか…?」とか考えてもみたのですが、卒業試験を投げ出してバックれるには小心者すぎるワタクシは、飛行機に乗ってしまったわけです。

今回、Lufthansaだったのですが、ANAよりも機内上映の内容がしょぼくってちと残念…。
ANAだったら、エコノミーでも座席に専用モニターがついてて、5~6本の映画の中から見たい映画を見たい時間に見られたような。
着陸後、どれだけ時差ぼけで苦しもうが、歯ぁ食いしばって見れるだけ映画を見るような奴なので、機内上映の内容はとても重要なのです、私にとって。
私のように、「セントレア行きで、でも安くなきゃヤダ!」とか言ってる奴がそんな贅沢言っちゃダメなのかもしれないのですが…。

後は、(嫌々)卒論用の本を読みつつ、飛行機のお供、リリー・フランキーのエッセイを読んだり、隣の席に座ってた(多分)中国人キャリアウーマンが突然歌い出す、中国の歌謡曲を聞いたりしてたら、いい感じにハイになってドイツに到着した次第です。

つか、全然卒業試験に関することが進んでないのは気のせいじゃないんですけど…。
どうしましょう…?(←地道にやる以外、どうしようもありません)