Thursday, August 14, 2008

電話

今日、めったに鳴らないうちの家の電話がなりまして…。

応答しなかったのですね。

実は、近々オランダの会社から電話がかかってくることになっていて、英語に自信もないし、オランダ語もかなりヤバイ状況なので、頼むからJ君の携帯にかかってきてくれ~、と思っていた矢先だったのですよ。(家電、J君と私の携帯の番号を向こうの会社に渡してあるので、どの番号にかけてくるか分からないのです)

その電話を無視した直後、今度は私の携帯の方が鳴って、番号表示を見たらうちの日本の実家でした…。
で、出たところ、

「アンタ!なんなん!?どこにおるの!!」

と慌てているうちの母が。

…ごめん、おかーさん。
娘はチキンすぎて、せっかくの国際電話を無視してしまいました…。

そういえば、ドイツでも電話で応対ができるようになるまで(その勇気が出るまで)に随分時間がかかったものだな~。

Wednesday, August 13, 2008

引っ越さなくていい!

つい先日、今の部屋を管理している会社から「契約の1年延長が可能」との通知をもらいました。

やったー!!引っ越さなくてもいい…(感涙)

今の家は去年の10月から1年契約で入っているのですが、J君の職場はすぐ近くだし、ちょっと市の中心からは遠いとはいえ市内でこの家賃はかなりお得、という物件なのです。
多分、この周辺地域で探しても同じ条件で同じ価格のところはないだろう、という感じなので、ぜひもう1年ココに!と思っていまして。

だって、家を探すのも引っ越すのもこう嫌だったんだもん…。
↑今の家に落ち着く前の2年間で7回引っ越した、嫌な思い出が…。

先週から何度か、J君の職場の人事課を通して管理会社にせっついて、ようやくOKをもらいました。

これも実は危なかったみたいです。
というのも、今の部屋は短期滞在者ようのもので、一部屋、二部屋、三部屋の三種類の物件を用意しているのですが、一部屋は1~2ヶ月単位で利用する人がたくさんいるので後1年も契約したいっていうことは不可能だっただろう、とのことだし、三部屋は数が少ないので、やっぱり断られてたみたいです。

私たちが借りているのは二部屋の物件なので、数も三部屋の物件よりは多いものの、一部屋の件よりは需要が少ない、ということが幸いしたようです。

よかった、ホントによかった…。

でも、経験上、引越しから逃れられない生活をしていると私物の整理ができるといいましょうか…。
これはオタクなJ君と私の性質が問題なのですが。
モノを集めに集めちゃうので、引越しくらいのきっかけがないと家が片付かないのですよ…。

ああ、でも18になってから3年以上、同じ家に住んだことがないので、もういい加減、せめて5年くらいは同じ家に住みたいです…。

Sunday, August 10, 2008

夏風邪とゲイパレード










なんだか気がついたら8月になってますね…。
7月はオタオタしてるうちに過ぎちゃった感じです。

実は7月頭に南仏に行ってから数日後に、J君ママが親友と一緒にこっちに遊びに来てまして。
2人にとってはせっかくのバケーションだったのに、大雨と夏とは思えない気温の中、J君ママの滞在期間中、数日は一緒に街に繰り出したり、海に行ってみたりしてたのですよ(J君の出身地は海がないので、海に行きたい!とママのたっての願いだったんです)。

そしたら!
J君ママがドイツに帰った直後に流行ってもない風邪で1週間も寝込みました…。

インフルエンザとかではなくって、ホントただの風邪だったのですが(熱も37度台の後半が最高で嘔吐なんかの症状もなかったし)こんなに長引くとは…。
実は熱が出たのは最初の2日だけで、それはそれで寝てても辛く、仕方なく夜中の2時3時に1人でソファに座ってテレビを見ていて。
そういうときに限って、ビスコンティの「ベニスに死す」をやってて、見てるうちに「このままうっかり三途の川を渡っちゃうかも…」と弱気になったりもしたり。(こういうことを思ってるうちは大丈夫なものですが)

3日目には熱もほとんど出ないし、ほぼ完治か?と思ったら、それから5日間、ものすごい咳きに見舞われました。
ただの咳きだと思って私もJ君も甘く見てたら、眠れないために体力を消耗して、全く回復せず。
ホント、「ゴホゴホ」程度じゃなくって、「グエェ、ゲボ、グェボ、ガアァ」(なんだか汚くってすみません…)というくらいの咳きが1日中だったのですよ!

結局、風邪で倒れて一週間目にようやくフラフラになりながら医者に行き、抗生物質を処方してもらいました。
(J君もとなりでゲボゲボ言ってられるので、よく眠れなかったらしいです)

そして、抗生物質を飲んだら…、その晩、よく眠れること!
あの5日間に渡る苦しみの無駄さ加減に、薬の偉大さを痛感し、下手な我慢をするくらいならとっとと医者に行こうと2人で誓った次第です。

ここまで悪化した一番の原因は自分の健康を過信しすぎたためでしょうか…。
まあ年もとったことだし…。無茶はいけませんな。

しかし、寝込んでいる間中、頭の中にあったのは「年1回しかないゲイパレードを見逃すかもしれない…。来年は行けるかどうか分からないのに…」でして…。
でも、薬のおかげでどうにか回復し、ちょっとだけですがゲイパレードを見ることができました!

ひそかにドイツの某M市のカーニバルくらいかと思ってたら、さすが観光地で人口が3倍以上あるここA市では、見物人の数が違いました。
運河が張り巡らされている街だけあって、いろいろな団体が趣向を凝らした船で運河をめぐるののですが、警察官の船やTNT(郵便局)、IBMなどのメジャー(?)な団体・企業からも参加者がいて、面白かったですよ。

写真は何枚か撮った中で一番マシなヤツで、もっと近くで見るためには、パレードが始まる2時間くらい前には場所取りしないとダメみたいですー。