Saturday, October 01, 2005

車の運転

実はワタクシ、ペーパードライバー暦6年目です。
10年前に免許を取って、その後3年以上、免許証をタダの身分証明証としてしか使わなかった後、職場の関係(公に認められた僻地だった…)で車なしでは生活ができなくて。だって、一番近くのスーパーまで、車で往復1時間半もかかるような所だったし!
そのおかげで、どうにかペーパードライバーを返上したハズだったのに、今またペーパードライバーでっす。
一応、日本の免許証をドイツの免許証に書き換えてあるので、ドイツでも車に乗ってもいいんだけど、こっちの車は90%以上、マニュアル。
マニュアルなんて、教習所卒業以来乗ってないのよう。

てなわけで、この間の日曜日に、近くの大学の駐車場でちょっと練習してみましたー。
この日、結構広い駐車場にいたのは、私と彼のほか、洗車している夫婦に、一輪車の特訓をしているおにいさんの3組だけ。
早速、発進!
…しかーし!
「ちょっと。クラッチってどっちの足で踏むんだっけ?」と質問した私に助手席の彼は思わずフリーズ
そこはどうにかなったものの、曲がり角で方向指示器を出そうと思ったら、いきなりワイパー作動
これは、右ハンドル車と左ハンドル車では、ワイパーと方向指示器のついている位置も逆になっているためだったんだけど、一瞬にして車内の2人ともパニックに陥った。
焦ってワイパーを止めたつもりが、今度は後方のワイパーが作動し、手の平から汗が…。
挙句の果てに今度は警察のパトロールが駐車場に!
実はこの日、私も彼も免許は持ってたものの、車の所有を証明する証書(盗難車とかじゃないことを証明する書類。車の運転の際には常に携帯することが義務付けられている。でも、この日本語訳が出てこない…)を家に忘れてきた私たち。
罰金を取られる!とビビり、いきなり車を停止して、彼が先に車外に飛び出した。
私もそんなヤツの素早い行動にびっくりして外に出ようとしたら、サイドブレーキを引き忘れてて、車が後ろにずるずる下がっていく始末。

…後で冷静に考えたら、こんな警察の車見ていきなり停止する車が怪しい以外のナンになるんだろう…。
もちろん、職務質問されました、ちゃんと。
しかも車の所有証明の件は見逃してもらったので、問題はなかったんだけど、最近もうすっかり秋なドイツだというのに、2人とも全身汗まみれ。
もちろん、冷や汗だけど。

前に日本に一時帰国した時、右折して車線に入ったこともあるし。(隣に乗ってた父は恐怖で一瞬、声が出なかったらしい)
…もう1度、教習所に通いなおした方がいいんでしょうかね、私…。

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