Saturday, August 06, 2005

Spy Kids

今日、テレビで「Spy Kids」をやってたので、見ることに。
前々から「ロバート・ロドリゲスの子ども映画ってどうよ?」って思ってたのですが、結構楽しめましたー。
私の場合、根がケチ臭えので、「この映画のために、何を代償としたか」が映画の評価に大きく左右してしまうんだけど、家でミシン踏みながら見る映画としては、とても評価が高かったデス。

ちなみに一番点数が辛くなるので、映画館で見る映画。
映画を見に行く場合は、下調べをした上で、「金と時間を犠牲にしてまで、見る価値のアル映画なのか?」ということをよく考えた上でやっと映画館までたどり着くわけで、その分も評価が辛くなるのですよ。
今までデ一番腹が立った映画、ココで暴れてやろうか、とまで考えたのは、「ブ〇ア・ウィッチプロジェクト」かな…。
コレ、1800円も払った挙句に途中で居眠りこくくらい(私にとっては)退屈で、目が覚めた後に「こりゃイカン」と真剣と見出したら、船酔い状態になってね…。
頭痛と吐き気に耐えながら見終わった後、こんな学生映画、せいぜい500円で見せろ!とキレたのを思い出すわー。

さて、「Spy Kids」ですが、アントニオ・バンデラスです。
余計なお世話なんだけど、この人、ロバート・ロドリゲスがいなかったら、とっくにハリウッドから消えうせてそうな予感がしてて…。あ、でも最近は「Shrek」シリーズの「長靴をはいた猫」があるか。
「レジェンド・オブ・メキシコ」では、 「デスペラード」で乗ってた油が切れちゃってて、干物みたいだった印象が。変なジョニー・デップとチワワ付きミッキー・ロークしか覚えてないよ。
ストーリーとしては、元スパイの夫婦が悪の組織に拉致されたのを、2人の子どもたちがやっぱりスパイになって助けに行き、最終的には両親を力を合わせてやっつける、というもの。
内容は単純なんだけど、味付けがやたらとスパニッシュ(というより、南米風味?)で、他のアメリカ映画ではありえない、子ども同士(小学校低学年)のどつき合いなんかもあり、ちょっと変わった感じで楽しめる。
映画館まで見に行きたいか、というとそうでもないけど、小学生の子どもがいる人には良いかもしれない。

「X-Men 2」ではおいしいんだか、余計なんだかよく分からない役(ナイト・クロウラー。使い魔チックな容姿でやたらと信心ぶかい)だったアラン・カミングがここではいい味 出してて。やたらと乙女な目の輝きもポイント高し。
子ども番組の司会者役なのに、ありえない胡散臭さとうそ臭さを兼ね備えていて、不気味で素敵。
私の好きなトニー・シャルーブも出てたし。
そして、ハゲづらの女優さん、「テリ・ハッチャーに似てんなー」と思ったら、本人でした
今は「デスペラード・ハウスワイフス」で人気者だけど、ちょっと前までこういうところで頑張ってたのねー、と思うと感慨深い。

やっぱり、無料映画っていいわー。

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