Monday, April 25, 2005

Schimpfwörter

この間、どっかの辞典サイトを探していたところ、たまたま同じサイト内に様々な国の言葉で役立つ言い回し、罵り言葉が一覧表になっているサイトを発見。
いや、覚えなくってもいい言葉なんだけど、それでもお国柄というか、この言葉が使われる社会で何が重要視されるかが暗に示されているのでちょっと面白い。
たとえばドイツ語では、性格や行動に関する罵り言葉が多い。
アラビア語では、家族に関係すること、性に関することが罵り言葉に使用されることがほとんどらしい。
韓国語の罵り言葉を見たドイツ人の友人が、「どうしてこれが侮辱になるのか、分からない」といったのが、お母さんに対する罵り。韓国では家族というものがとても重要との話だから、こういう罵り言葉も存在するんだろう。
母親への文句は、母親に言え、ということらしい。ドイツでは。

じゃあ、日本語では?と思ってみてみたら、「ブス」が英語で「b」で始まる言葉(下品なので、ここに書くのは控えます…)に相当する、ということになっていて、なんとなく納得いかない…。
だって、アレはどっちかっていうと、「アバ〇レ」って意味だし。
よくよく考えてみると、日本語の罵り言葉って、外見に関係することが多いような…。
ドイツ語でも「ブタ」って罵り言葉にあるけど、日本語の「ブタ」は、キャラクターを侮辱するものであるドイツ語に対して、外見にかかわるもの。
そんなことをドイツ人の友達に言ったら、「じゃあ、男の外見を罵る言葉はあるのか?」という話になって。
ううーん。
「ブス」とは女の子を侮辱するときに言うけど、男にはなあ…。
そこで思いついたのが、「気持ち悪い」。

…いや、これは…。
相手の外見や性格がどうこうって問題じゃなくって、個人の存在に対する侮辱だから…。

どっちにしろも、知らなくっても生きていける外国語講座。
他人を罵っちゃーいけません。

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