Wednesday, February 22, 2006

人様の外見

結構前の話になるのですが、うちのJ君の同僚サンたちと飲みにいったときのこと。
J君は去年10月から新しく仕事を始めたばかりなので、私も彼らのことを話には聞いていたものの、会うのは初めて。
というわけで、この日は剣道帰りでしなぶれつつも、ビールで乾杯。

つーか、せっかく行ったものの、同僚の一人がイギリス人で会話はすべて英語。しかも職場の話がメインなので、タダでさえもよく聞いてないと分かんない英語が、この日はほんとにさっぱり。
隣にいたドイツ人が気を使ってか、ドイツ語で話し掛けてくれたんだけど、この人、東アジア人のアクセントに慣れてないらしくって、何回でも聞きな おしてくる。感じの良い人だったんだけど、この人のドイツ語もすんごい訛ってて分かり辛いのに、その人に「言ってることが分かんない」って言われても ナー。

そう思いつつ、疲れてるし、だんだん眠くなってくるしで、うちが恋しくなりつつ待つこと2時間あまり。
やっと飲み会がお開きになり、夢に見そうなくらいに恋焦がれた布団へ直行。

次の日、J君が、「昨日はお疲れ!ところでうちの上司、若いし、いい人だったでしょ?」と…。

…あの隣にいた訛ってた人って上司だったンすか?
そういうことは先に言っておいてくれなきゃ、ダメだよー。
この日は疲れてたし、家まで徒歩で帰るのが分かってたからセーブして飲んでたけど、ワタクシ、結構、酒乱気味らしいからさ。

別に失礼なことを言った覚えもやった覚えもないし、J君も「別に普通だったよー。でも、ホントに気が付いてなかったの?」とびっくりしたよう。

このJ君の上司、30台半ばでもうすでに大学教授(まだ未婚)。
ドイツの学生は年食ってるし(私も含めて)、博士号取る人も多いから、そういうちょっと年食った学生か、ポスドクかと思ってました、ハイ。

人様を外見で判断してはいけません、という勉強をさせていただきました。

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