Sunday, November 12, 2006

映画

以前、ドイツ在住の日本人の友人が「ドイツでは、あんまり娯楽が無いから、みんな映画館に行くのよ。だから、映画あんまり見ない私は会話についていけない時があるからイヤだ」と言ってたのですが、なるほど、そんな感じ。
日本だと、そこいら中にアミューズメントパークがあって、テレビ・ゲーム文化もあるし、日曜でもお店開いてるし、と欲望の赴くままに時間つぶし(そして、金食い虫)の材料が転がっているのですが…。

ドイツだとみんながいっせいに休みを取るので、休日に開いてるのなんて映画館とスポーツ設備(スマッシュとかバトミントンとかできるところ)くらいで、あとはみんな散歩するか、夏場なら川辺でバーベキューするか。
そして、映画の入場料が日本に比べたら半分くらいなのも映画館が流行る理由かと。学生だと更に割引がきくし。

かくいう私は日本にいるころから映画館大好きで、東京に住んでたころにはよく、渋谷パルコ前の映画館とかでマイナーな映画を見に行ってたものです。
(その昔、真昼間に和田勉の「完全なる飼育」と見に行ったら、7、8人くらいしかいない場内にスーツ姿のおじ様が何人もいて、ビックリしたことがあった)

で、最近の注目が新しいジェームス・ボンドの007。
いろいろ言われてますが、ダニエル・クレイグのルックス、かなり好きですよ、私。
つか、ピアース・ブロスナンの方が顔は整ってると思うけど、なんだか線が細くって、軟弱な感じがしたのよねえ。
昔からマッチョ好きな私としては、カジノ・ロワイヤル、すごく楽しみ。

そういえば、7年位前にダニエル・クレイグが準主役で出てた単館上映の映画を見に行った帰りに、電車内で映画のパンフを見てたら、隣にいたイギリ ス人のお兄さんが興奮しつつ、「この映画俳優(デレック・ジャコビ。Underworld Evolutionなんかに出てますね)はイギリスではすごく有名なんだ。どういう映画なんだ、コレは」と英語でガンガン訊いてきて、体中の汗腺が一気に 開いたことがあります…。
ちなみに、ダニエル・クレイグの役は、主人公のフランシス・ベーコンの恋人(愛人)で、役どころは思い出せるのに、ダニエル・クレイグの顔はちっとも覚えてねえのですよ、コレが。

つうか、この人、1年か2年くらい前まで、ドイツ人女優のハイケ・マカッチュと同棲してたよね?と007の宣伝みるたびに思う私はすでにおばちゃんです。

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