Wednesday, September 06, 2006

ホラー

前日の朝の出来事から、ようやく車を修理工場に持っていく決心がつきまして。
昨日の午後、修理工場に持っていきました。
しかしですね、これが大変だったのですよ!

おとつい、電話で訊いたら、朝とか夕方に来ると、お客さんが一杯で対処できないから、10時~11時の間か15時~16時までの間に来てくれと。
午前中はなんだかバタバタしてるうちに終わってしまったので、午後にちょっと仕事を抜けて、ちょちょいと点検だけしてもらおうと思ってて、気がついたらすでに15時過ぎになってまして…。
昼食時に上司にお伺いを立てようにも、午前中の会議でゴタゴタがあったため、異常なまでに機嫌の悪い上司を前に尋ねる機会を失ったまま、すっかり忘れてて。
今、仕事場を出なかったら、絶対に間に合わない!と思って、「ちょっくら、車の点検に行ってきます!」とちょうど、ミーティング中だった上司とデザイナーのお姉さまに伝えたところ、上司が「分かった。あんたの後ろを車でついてって、修理工場からの帰りは乗せてきてあげるよ」とかいう話に…。

な…、なぜそんな恐ろしいことに…。
「いいっすよ!点検くらい、すぐに終わるだろうし」とか言ってみたのですが、「送ってってあげるって言ってるんだから」と押し切られ、上司の前を車で走ることに。
で、こういう時に限って、道を間違えて、普通なら10分以内に行けるところを30分かかってるし。

これで上司の機嫌がさらに下降。
さらに車の点検は今日の午前中にしかできないから、今日の仕事明けに取りにきてくれだってさ。
結果的に上司がついてきてくれたのが幸いしたんだけど(じゃなかったら、徒歩+地下鉄+市電を組み合わせて家に帰る羽目になってた)、すばらしく機嫌の悪い上司の助手席に乗って、冷や汗かきながら、どうにか会話を続けなければならなかった私。
後で訊いてみたら、「ドイツで車の点検がその日のうちの終わることなんてないって分かってたから、ついてったんだよ」と。

仕事場の帰り道も車が無いので、上司に送ってもらったんだけど、会話のネタが尽きた上司がいきなりRammstein(ドイツの重たいメタルバンド。タンツ・メタルとかいうらしい)のCDをかけ始めて。
終始無言で大音量のRammsteinを聞きながら、機嫌の悪い上司と時速160キロのドライブ。
これ以上にホラーなことなんてございません…。

No comments: