Sunday, August 10, 2008

夏風邪とゲイパレード










なんだか気がついたら8月になってますね…。
7月はオタオタしてるうちに過ぎちゃった感じです。

実は7月頭に南仏に行ってから数日後に、J君ママが親友と一緒にこっちに遊びに来てまして。
2人にとってはせっかくのバケーションだったのに、大雨と夏とは思えない気温の中、J君ママの滞在期間中、数日は一緒に街に繰り出したり、海に行ってみたりしてたのですよ(J君の出身地は海がないので、海に行きたい!とママのたっての願いだったんです)。

そしたら!
J君ママがドイツに帰った直後に流行ってもない風邪で1週間も寝込みました…。

インフルエンザとかではなくって、ホントただの風邪だったのですが(熱も37度台の後半が最高で嘔吐なんかの症状もなかったし)こんなに長引くとは…。
実は熱が出たのは最初の2日だけで、それはそれで寝てても辛く、仕方なく夜中の2時3時に1人でソファに座ってテレビを見ていて。
そういうときに限って、ビスコンティの「ベニスに死す」をやってて、見てるうちに「このままうっかり三途の川を渡っちゃうかも…」と弱気になったりもしたり。(こういうことを思ってるうちは大丈夫なものですが)

3日目には熱もほとんど出ないし、ほぼ完治か?と思ったら、それから5日間、ものすごい咳きに見舞われました。
ただの咳きだと思って私もJ君も甘く見てたら、眠れないために体力を消耗して、全く回復せず。
ホント、「ゴホゴホ」程度じゃなくって、「グエェ、ゲボ、グェボ、ガアァ」(なんだか汚くってすみません…)というくらいの咳きが1日中だったのですよ!

結局、風邪で倒れて一週間目にようやくフラフラになりながら医者に行き、抗生物質を処方してもらいました。
(J君もとなりでゲボゲボ言ってられるので、よく眠れなかったらしいです)

そして、抗生物質を飲んだら…、その晩、よく眠れること!
あの5日間に渡る苦しみの無駄さ加減に、薬の偉大さを痛感し、下手な我慢をするくらいならとっとと医者に行こうと2人で誓った次第です。

ここまで悪化した一番の原因は自分の健康を過信しすぎたためでしょうか…。
まあ年もとったことだし…。無茶はいけませんな。

しかし、寝込んでいる間中、頭の中にあったのは「年1回しかないゲイパレードを見逃すかもしれない…。来年は行けるかどうか分からないのに…」でして…。
でも、薬のおかげでどうにか回復し、ちょっとだけですがゲイパレードを見ることができました!

ひそかにドイツの某M市のカーニバルくらいかと思ってたら、さすが観光地で人口が3倍以上あるここA市では、見物人の数が違いました。
運河が張り巡らされている街だけあって、いろいろな団体が趣向を凝らした船で運河をめぐるののですが、警察官の船やTNT(郵便局)、IBMなどのメジャー(?)な団体・企業からも参加者がいて、面白かったですよ。

写真は何枚か撮った中で一番マシなヤツで、もっと近くで見るためには、パレードが始まる2時間くらい前には場所取りしないとダメみたいですー。

No comments: